2021.06.02 ジンダイアケボノ

柏尾川に初めてのジンダイアケボノが植林されました。これは柏尾川の橋の付け替えに伴い、伐採された桜の補充となります。桜の種類はかなり多く数百になりますが、選定は桜セーバーに一任されました。と言っても5醜類くらいの中から選ぶと言う選定ではありましたが、意見を聞いて頂けたのは嬉しい限りです。その植栽が本日6月2日に行われました。植栽後写真撮影をしてきました。若干の打ち合わせと。工事の時から見ていたかったのですが、打ち合わせの30分くらい前、対岸からカメラを向けました。もうかなりの老木の間に、それはありましたが、儚げでした。

見ていると、作業の人が周りを清掃していました。嬉しいですね。

6月に入っても梅雨入り宣言のない関東地方ですが、今日は若干湿度が高かったようです。ジンダイアケボノの前に集合しました。近くでも見ても、まだほっそりしています。周辺は土がむき出しになっています。業者が土木事務所と相談して、土が流れない方法を検討する予定だそうです。

工事はまだ継続中なので、フェンスの桜と共演する感じで立っていました。この桜の写真は桜セーバー提供の写真でしたので、その写真とジンダイアケボノの記念写真を撮りました。更に今の若い葉っぱの記録も。

そして6月になりましたので、会員さんから写真が送られてきました。文章も一緒に。
緑が濃くなった桜の木の下で、アジサイが満開ですね。

そして桜見つけました。
本日は工事のため近くで見ることができませんでしたが、中外製薬の工事フェンスに桜を見つけました。

私も紫陽花撮りました。コロナ禍でも自然の美しさに目が行くようにしたいものです。
先日作った看板もいい具合です。

最後のご希望の多かったジンダイアケボノの由来を。
「東京都調布市の東京都立神代植物公園に原木がある桜で当初は、アケボノという名前で植栽されていたが、公益財団法人日本花の会の桜の名所づくりアドバイザーである西田尚道が特性が異なることを発見、桜研究者である林弥栄による調査により今まで知られていない園芸品種であることが判明した。品種名は、神代植物公園と旧名であるアケボノに因み、1991年4月に公益財団法人日本花の会の会報である花の友No.41号で発表された。原木が異なる特性を示した原因としては、接木に用いられた台木が成長した桜と考えられる。」