2020.05.14 新緑の若葉

いつもと違ったゴールデンウィークが過ぎ、すっかり初夏の様相というよりも夏のような気候の日が続いております。
柏尾川沿いの桜並木も、新緑の若葉が目に優しい季節となりました。


A地区

             A52&アヤメ&デイジー
ニュースによると、先日5月10日に北海道稚内市と釧路市でエゾヤマザクラが開花し、今年1月6日に那覇市でヒガンザクラが開花してから約4ヶ月で全国の桜前線が最北端と最東端に到着しました。
今年の柏尾川(A地区とB地区)のソメイヨシノは、例年より早い3月13日に3本(A26、A27、B64)の開花を観測し、その2~3週間後の3月31日~4月3日にほとんどソメイヨシノが満開となりました。今年は3月29日に降雪も観察されたため、開花が早かったものの長い期間桜の花を楽しむことが出来ました。
その後、遅咲きの八重桜(カンザン、フゲンゾウ)が開花し、4月20日頃に満開になりました。
八重桜(カンザン、フゲンゾウ)は10日近くも沢山の花を咲かせて長く楽しませてくれました。
これらの桜もほぼ花が終り、最後の花が、B134のフゲンゾウに数輪(薄ピンクの花)、B146のカンゾウも3輪(ピンクの花)、残っていました。


B134 フゲンゾウ
B146 カンザン

大島桜(B124)が散った花の後には既に赤みがかった実がいくつも観察されています。

B124 大島桜の実

今年の桜もこれでお仕舞と思いきや、なんと、既に開花の時期をとっくに過ぎたソメイヨシノの幾つか(A7、B7、B75)に、数輪の可憐な花が咲いていました。
A7 ソメイヨシノ

B7 ソメイヨシノ
B75 ソメイヨシノ

こらからの季節、川沿いの桜並木が作り出す木陰が心地よさを提供してくれることでしょう。
今私たちに不安を募らせているコロナ禍が一日も早く終息し、来年は美しい桜の下で、楽しい花見ができることを大いに期待したいと願っています。